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眠りには気候学も必要です

健康睡眠にとって、眠りの環境づくりも大切です。もちろん独立した好環境の寝室を完備していることが望ましいのですが、現代の日本の住宅事情では、すべての特定条件を理想的に完備することは無理です。それだけに、安眠するためのよい環境づくりの条件として、まず、あらゆる気候を通じて、いつも快適な寝床内気候条件を就寝中にもつことができる、寝心地のよい寝具を選ぶことが重要になります。

汗かき、暑がり、寒がり、年齢などによって、睡眠の快適条件はもちろん違います。しかし、身体生理学上では、すべての人によってそれは同じだといわれています。

即ち、人間は秒速10メートルの気流があり、28度の温度の外気中に、安静に裸のまま仰臥している時に、温熱上の暑さ、寒さを感じなく、最も快適な睡眠状況で、発汗もなく熟睡できるといわれています。
しかし、そうもいかないのが現実で、人間はじっとしている場合でも、1日約350ccほどの水分を失い、眠っている間も同様に、約200cc(約コップ1杯分)の汗をかきます。

そのために、まず湿気のこもらない寝具を選ぶことが大切です。

人間は暑くても、寒くても安眠できません。

それに湿気の多いことは健康上大きな障害となります。温かければ良いといって、重い掛け布団に身を包んで、人生の3分の1にも相当する時間を湿度の多い状態で寝ていることは、病気の原因を自らつくり出すことになります。

最も心地よく安眠できるのは、頭寒足熱といわれるように、頭部(枕の部分)は体温より5℃ほど低く、足は体温よりやや高め、その他の身体部分は体温より2〜4℃低め(33℃前後)で、湿度は50パーセント程度の寝床内温度を保つことです。

そのためには、寝具が睡眠中の適温条件を一定に保ち、さらに吸湿、放湿をくり返し、通気性のよいことが大切な条件になります。

寝ている間に暑いとか寒いとか感じるのは、質のよい眠りができていない警報ともいえるのです。そして、湿気の多い、保温力の一定でない寝具は、寝苦しいというだけでなく、目覚めやすく、睡眠のリズムを乱し、さらには身体の代謝機能を阻害して長い間には健康を損なうことにつながるのです。

寝具の素材として、合成繊維は軽くて空気の含有量が多く、保温にすぐれてはいますが、天然繊維に比べて吸湿性が劣ります。

保温力にすぐれ、吸湿性が非常によい木綿も保湿性では問題が残ります。木綿わたの布団を何日間も乾燥させないと、数百cc(約コップ3杯分)もの水分を含んでしまいますので、どうしても日干しをしていただくことが必要なのです。

理想的な寝床内気候を保てる健康寝具として、「羽毛・羊毛ふとん」を私ども専門家がお勧めするのは、これらの条件をすべて満たしてくれるからなのです。

生物の何億年にもわたる長い進化の歴史が“水鳥のダウンやスモールフェザー”“羊の柔らかく暖かいウール”として私たちの健康睡眠にとって、これ以上は望めない理想の寝具であることが、睡眠と寝具の科学的研究の結果で明らかにされました。

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