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眠りは量より質なのです

人間の“バイオリズム”については多くの人が知っています。確かに、私たちの精神的・身体的機能は、絶妙なリズムをつくって動いています。人間は一日の活動についても、基本的には、朝目覚め、昼活動し、夜はベッドやふとんで眠るという生体のリズムをもって生活しています。これを“サーカディアン(日間期)リズム”といいますが、この24時間単位のリズムが狂えば、当然のことながら睡眠と覚醒のリズムに狂いが生じ、健康維持にも問題が生まれるのです。人間の眠りには、よく“宵型”と“朝型”があるといわれますが、宵型は寝入りが早く、疲労も急速に回復するので目覚めの気分がよく、起床とともに体の機能も動き出すということです。朝型は浅い眠りが続いてから、明け方近くになって熟睡するため、疲労が残りやすいといわれます。
“早寝早起きは健康のもと”といわれますが、現代社会では、なかなかそう理想的にはいきません。では、効率的に快眠する方法はないのでしょうか?

シカゴ大学睡眠研究所・クライトマン博士の新しい睡眠学説によりますと、疲労回復は睡眠時間の長さよりも、眠りの深さと質によるといいます。  人間の睡眠のパターンは、3つの眠りに分類されます。

  1. Aタイプの人は眠りばなの30分から2時間で最も眠りが深くなり、ひきつづき覚めかけにちょっと深くなるというカーブを描きます。疲労は睡眠に入って4〜5時間でほぼ100%回復するといわれます。
  2. Bタイプは寝ざめ型といわれ、夜中にいったん目が覚めます。眠りについてから2〜3時間で眠りが深くなりますが、途中できわめて浅くなります。寝る前に飲食したり、精神的に興奮したりすると、このタイプになりがちで、平均して眠りが浅いため疲労は充分回復しない型です。
  3. Cタイプは寝つきの悪いタイプです。一晩中うとうとしていて、明け方になってやっと眠れるという型で、都会人に多いタイプといわれます。この型の人は、たとえ10時間眠っても目覚めが悪く、疲労も75%位しか回復しないといわれます。
  4. また、人間の脳の視床下部、間脳とよばれるところに目覚めの中枢があって、ここにさまざまな刺激がとどかないようにすれば、夜中に目を覚ますことによって睡眠のリズムを狂わすこともなく、安眠が得られるといいます。

このことから、健康睡眠にとって大切な条件のいくつかを探りあてることができます。つまり、さまざまの刺激によって安眠を妨害されない寝心地のよい寝具を使えば、Bタイプ、Cタイプの睡眠をしている人もAタイプに改善できるわけなのです。  先の睡眠アンケートで「疲労がとれない、寝不足感がある」と回答した人々は、寝生活を如何に改善するかの検討が必要だといえるでしょう。

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